新年を迎えるこの時期、お墓参りに行かれる方が多いと思います。

 

年末年始でなくても、お盆やお彼岸にもお墓参りなど1年に数回はお墓に行く機会がありますね。

 

これまでの家族の報告や、お墓を綺麗にしてご先祖様に感謝をする。

 

お墓の正しい参り方やご先祖様に喜ばれるような墓石の掃除の仕方が出来るようになればうれしいものです。

 

そこで、ここでは正しいお墓参りの作法や気をつけるべき事などについて書かせて頂きたいと思います。

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お墓参りに行く前の準備

  1. 「線香(桜など香り付きの物)」、「墓石を拭くためのタオル」、「風防ライター」、「花の切り鋏」を用意、または購入する。
    バッグの中に、線香・ライター・切り鋏を入れてお参りセットを作る。
    線香は100円ショップの物で十分ですが、好みで購入したら良いと思います。

    線香に関しては値段が案外高く、スーパーやホームセンターなどでも¥600円~1000ぐらいで売られています。
    ですが、日本香堂の「護摩線香 1束」だけなど、こういうものは50円前後で買えたりするので安く済ませたい場合はおススメです。

  • お花はお墓に供える専用に組まれて売っているのは結構高いので、スーパーや産地直売でバラ売りを購入するのが安く済んで色々と種類も揃えられるのでバラ売りのを買いましょう。

    お花や葉っぱの選び方は、お墓に供える葉っぱは「びしゃこ」「槙(まき)」を備えると思いますが、お正月は「松」でもいいですね。ちなみに「びしゃこ」は葉っぱの事なんですが、これは“仏事用”の葉っぱの事です。「ひさかき」とも言いますね。

    お花の方は、「草丈の高い松」2本、「草丈の高い葉ボタン赤紫」2本、「千両赤」2本、「小菊黄色」2本、「小菊白色」2本が一般的です。

  • 花を組む時はあらかじめ家で組んでおいた方がゴミも少なく済みますが、長さの分かりにくい場合はお墓に行ってからでも良いです。

    お花の飾り方ですが、まずは手のひらに松を置き10センチぐらい下げて千両赤を乗せ、左側には小菊白色、右側は小菊黄色で長さは、千両より5センチ位低く置きます。

    最後に草丈の高い葉ボタン赤紫を松の丈の半分のぐらいの長さで中央に置き、組んだ花が筒から40~45㎝出るくらいの所で、下を切り揃え輪ゴムで止める。

    これで出来上がり。もう1つも同じ様にする。
    出来た花は、新聞紙に包みテープか輪ゴムで止める。

  • バッグに「数珠」、「半紙」、「ゴミ袋2枚程度」、「タオル2枚程度(水拭き用と乾拭き用)」、故人が生前好きだった飲食物(お酒やお菓子、ジュース等)などを入れます。

    一部のお寺や霊園には参拝者の為に「ほうき・塵取り」、「タワシ」など一通りの掃除セットが置かれていますが、用意されていないお寺もあるので、その様な方は持参する事をお勧めします。これで準備OKです!

お墓参りの仕方と注意すべきことは?

  1. 手桶に水を酌んで、柄杓と一緒に墓前まで持って行きましょう。
  2. 掃除を始める前に、まずお墓に手をあわせ拝んでから掃除を始めます。

    まずは、お墓の周りを綺麗に掃いたり、草など生えていたらぬく。
    ゴミはゴミ袋に入れて持ち帰る用です。霊園には専用のごみ置き場が用意されているのが多いので、その時はごみ置き場に捨てられます。

    次にタワシをで水にぬらして墓石を軽く磨き、表面の汚れを取ります。

    ※あまり強くこすると墓石が痛むので注意が必要です。どうしても取れないしつこい汚れが気になる場合は専門の業者に頼むのがいいと思います。

    ある程度汚れが取れたら今度はタオルで墓石全体を水拭きしてください。

    ※この時、墓石に頭から直接水をかけてビショビショにする方がいますが、それはマナー違反であり意味がありません。もし水を掛けてあげるのなら、墓石がキレイになった一番最後に柄杓で掛けてあげてください。

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    ただこれも宗教の違いなどで水を掛けてはいけないという所もありますので、檀家のご家庭では墓石に水を掛けていいものかお寺さんに聞いてみてください。

    基本的に墓石に直接水をかけるという事は、ご先祖様に対して、「冷や水を浴びせる」という事と同じ行為と捉えられるので、やらない方がいいと言われていますね。

    また、同じ理由で故人が好きだった“お酒を墓石にかける”方がいますが、これはダメな行為だと思います。なぜなら、故人の頭からお酒をブッ掛けている事と何ら変わらない事と捉えられるからです。それに“お酒のアルコールが墓石に染み込んで変色してシミになったり、カビたりする”のでやめましょう。

    水拭きした後は乾いたタオルで綺麗に水分を拭き取ります。

  3. 筒に水を入れ組んだ花を挿し線香に火をつけます。

    花の選び方は、びしゃこ、槙、お正月なら松からチョイスして後は色彩や個人が好きだった花を考えて、長さは高低を作りバランス良く組むのが大切です。

    この時に線香についた火を息で消すのはダメです。必ず手で扇いで消しましょう。

  4. 半紙にお供え物を置きます。
  5. 手に数珠をかけ、合唱してご挨拶と感謝の意と家族の報告を伝えましょう。
    できれば般若心経を3回唱えたい所ですね。

  6. ご挨拶が終わったら、半紙の上のお供え物を必ず持ち帰ってください。食べ物などはお墓に置きっぱなしにすると腐ってしまってかえって良くありません。

    お花はそのまま飾っておいていいでしょう。その後の手入れはお寺や霊園の管理事務所がきちんと処理してくれます。

最後に

お墓は御先祖や大切だった人を供養する所です。

 

お墓参りは、お盆・春秋のお彼岸・故人の命日・お正月はもちろんですが、私は母に話したい事や聞いてもらいたい事がある時お参りします。

 

語りかけても声は聞こえませんが、そこにいると不思議と精神的に落ち着いて安心します。

 

是非私のオススメの方法を試して頂き、お墓参りに出かけてみて下さい。