通販大手のAmazonは「Kindle Unlimited」という電子書籍の読み放題サービスを展開していてその蔵書数は膨大な数がありますが、このほど日本の出版社の「講談社」が提供しているすべての電子書籍が強制的に削除される事態になりました。
これは提供元の「講談社」も何の連絡もなく一方的に蔵書リストから削除されたようで、講談社も突然このようなことになったAmazonに対してかなり起こっているみたいですね。これが本当の「激おこぷんぷん丸」。
現段階では講談社はAmazonに対して「アマゾン社の配信の一方的な停止に対して強く抗議する」というコメントで収めているみたいで、さらに話し合いで対応を求めている段階ですね。
ですが改善がみられなければ、最終段階の「ビッグバンテラおこサンシャインヴィーナスバベルキレキレマスター!」になる可能性もありそうです。
でもなんでこのようなことになってしまったのか、コンテンツの提供者である講談社に何の連絡もなくこのような措置をとってしまったのか疑問が出てきます。今回はこの辺についてみていきたいと思います。
もくじ
講談社の千点以上もの作品が全部削除された!
講談社はアマゾンに1000以上電子書籍を提供していたんですが、サービス開始後に何の連絡もなく削除されたのは人気の十数作品の書籍だったらしいです。
書籍が消えたという情報を講談社が掴み、アマゾン側に抗議の連絡入れたら、今度は残りの1000点以上の作品が9月30日以降に勝手に削除されたみたいです。
講談社はこのことについて何の連絡がないのでとっても困惑していて、何が原因なのか今のとことはっきりした所は分かりません。
講談社の書籍はこれから見れない?
講談社の書籍は面白いものが多かったので、いろんな作品を取り込んだ人も多いかと思います。でも今は講談社の作品は全くないので、講談社おアマゾンの話し合いがうまくいかなければこれから先も書籍はもう見れないという事になります。
もしそうだとするとちょっと残念ですね。どうにかして折り合いをつけて元に戻してほしいですね。でもどうなるかはアマゾンの腹の中なので、もしかすると復活はないかもしれません。
そうなると、普通に書店に行って実際の本を買うしかなさそうです。
アマゾンは講談社の書籍を削除した原因は?
ここが最も気になるところです。すでにキンドル読者やネットの間では色んな噂や憶測が飛んでしますが、この中で最も濃厚そうなのが、アマゾンが設定した「規定料」が年内に限り、一部の出版社と規定料に上乗せした料金を支払う契約を結んだようです。
その一部の出版社というのが「講談社」でした。そして実はもう1社あったみたいで、その出版社は「光文社」も入っていたようです。光文社も講談社と同様に提供した書籍の約550タイトルが全て削除されていたそうです。アマゾン過激ですね(笑)
上乗せ規定料を設定していた出版社の人気が相当良かったのか、ダウンロード数が予想よりも跳ね上がることで出版社に支払う額がかさんでしまった為に9月いっぱいで上乗せ契約を急遽取りやめるということを出版社に一方的に通達したようなのです。
もし出版社に側がこの通達を飲めない場合は“人気のあるタイトルから順々にライナンップを消していく!”と少し強引な手段ともとれるような態度で言ったみたいですね。
予想よりも人気書籍のダウンロード数が上がったために、上乗せ規定料の「予算が不足した」という事らしいですね。
まあ、よくある飲食店の「1000円食べ放題!」にフードファイターならぬ大食漢な人たちが毎日その店に殺到したら大赤字で倒産した。こんな状態になったんでしょうね。
あるいは商品を売れば売るほど赤字が出るのでどこかで強制的に止めなきゃいけない。昔ありましたが、ゲームメーカーのSEGAが次世代ゲーム機の「セガサターン」がありましたが、次世代ゲーム機という事で人気が出てとても売れたんですが、このゲーム機はとにかく部品のコストが高かったんです。
部品のコストがとにかく高いので、生産すればするほど赤字転落の危機的な状況に陥る“諸刃の剣”な状態だったんです。
アマゾンは、このような状況になる前に強制的に止めたかったんだと思いますね。
今回のまとめ
このアマゾンの対応によって講談社などいくつかの出版社や読者は翻弄されていますが、これからどうなるか見守っていきたいですね。
アマゾンはこのような事態になる事を想定していなかったのでしょうかね?
講談社とか光文社は人気の書籍を出してるメーカーですが、アマゾンはこれらのメーカーが出す書籍の人気度は事前に調査とかしなかったんでしょうかね(笑)
でなければ、結局こんなことにならなかったと思うんですが^^