キングコング西野さんといえば、炎上芸人として有名な存在ですが、その西野さんはお笑いだけじゃなくその他にも色んな才能を持っていて事でも知られていますね。

 

そんな西野さんが新しい取り組みとして自身と複数のメンバーを構成して製作チームを作り、一丸となって一つの絵本「えんとつ町のプペル」を4年の歳月をかけて去年仕上げました。

 

そして年末に販売したところ、絵本の世界では10万部売れたら大成功といわれるのに、こちらの「えんとつ町のプペル」では23万部という驚異的な部数を売り上げているようです。

 

その今売れに売れている絵本がなんとキンコン西野さんの公式サイトで全ページ完全無料で公開しました!

 

というではありませんか。どうして売れ行き絶好調中の絵本をわざわざ無料公開したのか調べてみたいと思います。

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2000円の絵本が高くて買えない子供達にも届けたい!

先に言ってしまえば西野さんが感じている事は、複数の製作メンバーで1冊の絵本を作るとなると、どうしても人件費や機材などの材料費がかさんできます。

 

その結果、どうしても一般的な絵本の価格とはいえない値段になってしまうんですね。

 

この2000円でも絵本としては結構高いんですが、それでも人件費などギリギリに抑えた価格なんだそうです。

 

でも絵本の素晴らしさが分かっていて読みたいと思っていても、値段の高さが邪魔して結局読むことが出来ない人たちも沢山いるんです。

 

キンコン西野さんはこういう人たちにも“お金”という壁を撤廃してどんな家庭環境にいる人たちでも平等に絵本を届けたいという思いで、このような思い切った絵本の公開に踏み切ったそうです。

『えんとつ町のプペル』公開サイト

えんとつ町のプペルが無料で公開されているサイトはこちらです。

 

 

もちろん絵本なので、キレイな絵が全てのページに貼られているので絵を見ながら物語のプロローグからエンディングまで完全に読むことができます。

 

しかし、本当に最初から最後まで全ページが無料で公開されているとは前代未聞ですね。

 

このような取り組みは絵本を買う側から行ったらとてもありがたい事なんですが、こんなことやったら売り上げに響くと思うんですがどうなんでしょうか?

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絵本の無料公開から更に売り上げが伸びた!

西野さんのサイトで自身が検証したところ、絵本を無料公開してからは更に売り上げが伸びて現在はAmazonや楽天での売り上げランキングが1位になったと証拠画像付きで報告されていました。

 

普通だったらこういうやり方をすると買わずに無料版の方に飛びついて本は買わないと思うんですけど、実際はネット上の無料公開版を見たら内容が素晴らしくて実際に購入し手元に置いておきたいとか、

 

西野さんの「値段が高くて買えない子供たちが不便、そんな子供達にも等しく届けたい」という思いに共感して本を買ってくれる人たちなどいるようで、一般的には予想と反した動きがあるようです。

 

万一絵本が売れなくなってしまったときは安定した印税が入ってこなくなるので、飯の食いっぱくれになってしまうので西野さんはこの決断を来る前には勇気が行ったと言いますが、実際にはそんな心配もなく逆に売り上げが上がっていることに安堵している事でしょう。

 

でも西野さんは絵本が「10万部売れる事」よりも「1億人知っている事」の方が遥かに価値があると考えているので、これからもどんどんこのような取り組みをして皆を楽しませたら、ゆくゆくはそれが後に大きな財産となって帰ってくるので、読む人たちも豊かになる、そして巡り巡って自分も豊かになるというハッピーな好循環が回るんじゃないかと感じているようですね。

今回のまとめ

出版界の世界でこのような取り組みをするのは初めてだと思います。

 

なので製作にかかわった一部のクリエイターさんや業界をよく知る人たちの間では、今後こういったたぐいでやられると製作費が取りづらくなるとか、「クリエイター潰し」だとか、「お金で買った人に失礼」とか非難する意見も当然あるんですが、ほとんどは称賛の意見で応援されている人が多いようでした。

 

西野さんはこれからもこのような取り組みを積極的にしていくそうなので、これからの西野さんの活動に期待しながら注目していきたいですね!

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