リオ五輪では色んな競技で日本人選手が大活躍しました。新体操も決勝まで進みはしましたが、チーム最下位の8位と力が一歩振るわなかったですが大健闘でしたね。
そんな中、前回のロンドン五輪とそして今回のリオ五輪の2大会連続で入賞に貢献してきた日本代表選手の畠山愛理さんが、22才を持って現役を引退することになりましたね。
「えっ!22才でもう引退するの?」って思った方もいるかもしれませんね。確かにこんな若い年齢で引退するのは勿体ないと思うかもしれませんが、新体操は一番選手生命が短いといわれているスポーツだったんです。
もくじ
新体操は選手生命が短い?
新体操は見る側からすると華やかなスポーツに見えますが、体への負担が最も大きいスポーツでもあります。アクロバティックな大技や華麗な演技を出すために日頃から体力の限界まで毎日猛特訓しているといいます。
新体操で最も力が出やすいといわれている年代は10代で、体形的に小柄でスピードが出やすくジャンプも飛びやすいので最も脂の乗った時期といえます。
ですが、20代ともなってくると、今まで蓄積されてきた体の疲労と、成長に伴って徐々に体形の変化も起きてきます。新体操の選手は身体の管理をシビアに行っていないと、もろに成績に反映してしまうぐらい辛いことなのです。
完璧な健康管理と身体技術や経験などで体形変化を乗り越えた選手はピークを越えても続けていけるかもしれませんが、ほとんどの選手は、年齢にに伴った技術の衰えを理由に引退してしまいます。
選手生命が短いスポーツは他にもあります。例えばサッカー、これは大体ピークが26才前後だといわれています。これも練習や本番などでとにかく走り回ったり、常に体への負担が大きいハードなスポーツです。
ボクシングもそうですね。ボクシングだと平均して30を過ぎたあたりから体力的にきつくなって引退となる人が多いです。
その中でも引退の年齢が早いスポーツ競技の中では、新体操はトップクラスに近いです。
畠山愛理さん引退!すでに限界を感じていた?
リオ五輪での結果を受けてか、それとも前々から引退を決意していたのかはご本人しかわかりませんが、今回の五輪を最後に新体操の世界を引退することになりました。
やはり新体操は体を酷使するスポーツなので、この年齢に達するまではまだいける!と思っていたのかどうかは分かりませんが、時間が経つにつれてイメージ通りの動きができなくなり始めたとか、徐々に体力の限界を感じ始めていたのかもしれません。
そういえば、かつて美し過ぎるアスリートと呼ばれたロシアの新体操選手「エフゲニア・カナエワ」さんも、体力の限界が原因という理由で若くして引退したんですが、その時の年齢は22歳でした。
日本代表選手の畠山愛理さんも今は22歳なので、本当に新体操の選手は選手生命が短いんだなぁ~と思います。
それから引退を表明した時に、今後の活動の事もちらっと匂わせていましたね。
「仲間の応援と絶対あきらめない気持ちで頑張ってきたおかげで、この舞台に立てた。感謝の気持ちでいっぱいです。」
と一緒に戦ってきた仲間への感謝の後に、
「私は今回のオリンピックで最後にすると決めていたので、もうこれで試合に出ることは最後にしたいと思っています。まだどうなるかは分かりませんが、東京はまた違うふうに関われたらと思います。」
と言っていました。引退は前々から決めていたようですね。
気になったのはその後。「東京はまた違う形で関われればいいですね」と言ったという事は、次の東京オリンピックへ向けての新体操の選手の育成とか、何らかの形でまた関わるという事なのでしょうか。
畠山愛理の新体操の引退後はどうなる?
畠山愛理さんが新体操を引退したらそのあとはどうするんでしょうね。今噂されているのは、そこらじゅうの芸能プロダクションからオファーが来ているという噂。
なぜかというと、この画像を見てもらえるとわかる通り“可愛い”から(笑)
新体操の日本代表は通称“フェアリージャパン”といわれている中で、彼女は可愛いルックスで世の男性の注目を集めているらしく、「妖精」などと言われているらしいですね。
確かに新体操の選手は、どの選手も小柄で可愛らしい女性が多いような気がしますね(笑)
彼女はルックスの良さもさる事ながら、飾らない素直な性格で明るくて人懐っこいところが周りに好印象を与えています。
メディア側はこういう華のある女性を起用してテレビなどメディアでの活躍をしてもらいたいのではないかという事でのオファー殺到なのではなかろうかと推測しています。
なんといっても彼女は去年(2015年)のミス日本コンテストで「和田静郎特別顕彰ミス日本」に選ばれていますから。
これまでにも美女アスリートとしてはすごくテレビに出る機会が多かった彼女が、引退後は突如としてテレビの世界から消えてしまうことは考えられないと思います。
彼女的にはどこかの会社に就職するよりも、体操の先生とか新体操に関わる仕事をしたいはず。でもメディアは彼女の素質を生かそうと例えば、スポーツのキャスターだったり、可愛らしいルックスからモデルだったり女優さんとして花開くかもしれませんね。
でもどこも取り合ってくれなかったら普通の会社に就職してしまう可能性も無きにしも非ずかも。結構新体操選手って引退後は普通の会社に就職してしまうケースがあるみたいですから。畠山愛理さんはメディア側が注目しているということなので、そんなことはないと思いますが。
畠山愛理さんの身体能力から言ったら、バレエ団に入って芸を披露するのも面白いかもしれませんね。並外れた体の柔らかさと、しなやかな動きは目を見張るものがありましたから。
でも引退の時に発言した内容から読み取ると、彼女は多分スポーツ関連の職業に就くことは間違いないような気がしますね。
今回のまとめ
畠山愛理さんが新体操を引退した後は、未来の新体操の選手たちに「今までの練習中の反省点と、このリオ五輪での経験から学べることがたくさんあるので、それを次のオリンピックに生かしてほしい」とエールを送っていたのが印象的でした。
彼女は今回で引退となりましたが、彼女は彼女で次なるステップに向けて前進いきますが、それが果たしてスポーツの世界に行くのか、あるいは芸能界へ進出するのか、華のあるルックスを武器にモデルに転身するのか、
それともスポーツの世界に片足を突っ込みながら、メディアも制覇するのか分かりませんね(笑)