他人の車や人に石を投げつけたということで、親に「しつけ」として北海道七飯町の山林に置き去りにされたまま行方不明となっていた小学2年生の田野岡大和くん(7歳)が置き去りにされた5月28日から約1週間後の6月3日の朝に、陸上自衛隊駒ケ岳演習場内で無事に保護されました。
演習中の陸上自衛隊員がミーティングを開くため基地内演習場の宿泊施設に入ったところで発見したそうです。
行方不明から発見されるまでに安否がわからず捜索が長期にわたっていたので、心配する声が上がっていました。
ニュースで男児無事保護の情報と映像が伝えられた時に「無事に帰ってこれて良かった!」という安堵の声が寄せられていた一方で、その男の子が山林の中を6日間かけて自力で生き抜いていたことにネットでは「驚異のサバイバル能力」とか「傭兵の素質があるかも」など驚嘆の声が上がっています。
しかし、大和くんはどうやってこのような状況を切り抜けたのか本当に不思議でいっぱいです。不明となった林道から発見場所の自衛隊駐屯地まで直線距離にして6~7キロあるんですが、大人の足でも林道を使って最短ルートでも10キロ、演習場まで2時間半から3時間はかかると自衛隊員は言っていました。
どうやって自衛隊演習場までたどり着けたのか
不明場所から自衛隊基地までは複雑に枝分かれした林道があるんですが、そこは足場も悪く途中にいくつも川もある。しかも周りは6~10メートルの木々や藪がうっそうと生い茂っている迷路のような道だそうで大人でも向こうが見えないくらい。こんな林道は大人でもどっちに行ったらいいのか絶対に迷います。まさにジャングルのようなもの。
橋のない川を泳いで渡ったとか、峠を登って越えたとか色々憶測が飛び交っているんですが、どうやら林道を道なりに歩いて自衛隊演習場までたどり着いたというのが本当のところらしい。しかし、林道を道なりに歩いてきたとしても10キロ程度はあるということなので体力もハンパないですね。
ただ大和くんが無事にたどり着けたのは「枝道を避けて太い道を選び続けた結果、自衛隊駐屯地まで来たんではなかろうか」と担当者は推測していました。全く知らない山奥に一人放り出されれたのに本能というか適切な判断で林道を道なりに歩いてきたのは正解でしたね。
一番びっくりしたのは自衛隊の方々でしょうね。ドアを開けたら目の前に大和くんが立ってたと言いましたから。あれだけ捜索しても見つからずに、発見の前日には規模を縮小する話が上がっていた中、捜索の対象に入ってなかった演習場に来ていた別の隊員が発見したんですから。
大和くんを発見したときに自衛隊が撮った写真だそうです。
大和くん 発見直後
小学生が一人でジャングルのような山奥から6日間も生き延びてきたというのは未だかつて聞いたことがありません。とんでもないサバイバル能力がないとこんな困難な状況を乗り切れないと思います。自分だったら絶対に生き延びる自信がありませんから。
一方、警察や自衛隊による捜索隊の規模を広げて捜索範囲を不明場所から15キロの範囲まで拡大し、駐屯地にほど近い林道周辺もバイクで探していたようですが結局見つけることが出来ませんでした。
この理由は、演習場の位置が父親が大和くんを置いて帰った方向から真逆の方向でこのルートを行こうとすると、山を登っていく形になる事と「まさかここまで一人で歩いてくっていうのは考えられない」ということで、捜査範囲の対象にはなっていなかったみたいですね。
ハンパない精神力で6日間も乗り切る逞しさ
当時の気候は6日間のの中で3日間が雨で、そのうち4日間が最低気温10度を下回るほど厳しい寒さ。しかし早い段階で小屋を見つけることが出来たり、偶然にもその小屋のカギが1か所だけ掛かっていなかった。近くに水道があった。真冬ではなかった。寒さをしのぐためのマットが置いてあった。そしてその場所からヘタに動かなかった。
小屋にはストーブがあったが、電源が入ってないため使えなかったり、食べ物がないので6日間水だけでやり過ごしたという大和くん。運も味方したりとか、置かれた環境に屈しない鉄の根性はまさに傭兵。まさにランボーかと言わんばかりの逞しさです。
サバイバル能力の素質があるじゃなかろうかと思ってしまうぐらいですよねw
一週間もの間見つからなかったので、本当に心配していたのですが見つかってくれて本当によかったです。ランボーのようにあれだけのサバイバル生活をしてきたのに顔色も良くて、元気だったので本当に強い子なんだなと感心しましたw
以下ネットの反応
256:風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/06/03(金)
ハンターから逃げ切るとか最強やんけ
引用元: ©2ch.net
525:風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/06/03(金)
演習場って簡単に入り込めるもんなんか?
ステルス性能でも持ってるんか引用元: ©2ch.net
535:風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/06/03(金)
ぶっ飛んだ教育のせいで自衛隊が巻き添えになってて草
引用元: ©2ch.net
214:風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/06/03(金)
しかしここ2日は朝方はストーブをつけてしうくらい寒かったんやで
得体の知れぬ生命力やな引用元: ©2ch.net
415:風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/06/03(金)
誰か庇ってたんちゃうか サバイバル能力高すぎるやろ
引用元: ©2ch.net
・5分間で自力で町に降りる事を決断
・5日間の内3日間は大雨
・気温7度の中、夏着で駒ケ岳山麓を横断
・警察犬に痕跡を察知させず、自衛隊のローラー探索を完璧に回避
・親父の言った地点から発見場所まで橋のない川が3つ
・自衛隊演習場のカギのかかった建物内に単独侵入これマジ?
引用元: 働くモノニュース
北海道の男の子見つかったのねー。
しかしまぁ、5日間山林で捜査員に見つからず、薄着で生還とかサバイバル能力長けすぎやと思う。
オカルトとか信じない派だけど、神隠し説が出ても不思議じゃない不可解な事件よね。— ぽけタッチ☆メモリー (@POKE_METAL) 2016年6月3日
自衛隊の山狩りにも関わらず
見つからずに7日間生き抜き
最後は、怪我もなく自ら名乗って
自衛隊施設に辿り着く7歳男児は
一体何者なんだ…— 矢野トシノリ@7/16単行本発売 (@hosimaki) 2016年6月2日
14. 名前:名無しビジネス #- | 2016/06/03(金)
自衛隊からスカウト来そうだな。
こんな特殊部隊向けの小学生いないだろ。引用元: 働くモノニュース
32. 名前:名無しビジネス #- | 2016/06/03(金)
かわいすぎてワロタ
こんなあどけない子が1週間も一人ぼっちで食べ物もなしなんてほんと大変だったなぁ
捜索してた自衛隊員じゃなくて全く別の訓練してた自衛隊員が見つけたってのもまた皮肉な話だよなぁ引用元: 働くモノニュース