日本では無料通話・無料メールアプリのLINEの普及率が90%を超えるといわれる中、
ほとんどの人がLINEでメッセージのやり取りをしていると思います。
通話においてもLINEを利用する方は多いのではないでしょうか。
そんな普段何気なく使っているLINEの電話機能ですが、実はLINE通話とLINE電話
という2種類の機能があることをご存じでしょうか。
二つの種類の電話機能の違いについて見ていきます。
実は大きく違う両者の方式
LINE通話とLINE電話、実は大きな違いがあるのです。
LINE通話では知り合いとのチャット画面の中から通話を選択し、無料通話を開始します。
一方LINE電話はLINEのアプリケーション一覧の中からLINE電話を選び、
相手の電話番号を打ち込みます。
両者の違いは通信の際に利用されるシステムです。
LINE通話ではネット回線を利用している一方、
LINE電話では電話回線を利用して通信を行います。
LINE電話は通常のキャリアを通して行う電話よりも安く電話ができます。
その理由は海外の通話料が安い地域にインターネットでつなぎ、
その後電話回線で日本に接続しているからです。
このようにLINE通話とLINE電話は大きく方式が異なります。
LINE通話とLINE電話のメリットとデメリット
では二つの方式のメリットとデメリットを見ていきましょう。
LINE通話のメリットはなんといっても通話料金が無料である点です。
ネット回線を使っているため、キャリアから通話料金を請求されることはありません。
一方デメリットは音質の悪さと電話できる相手が友人のみという点です。
ネット回線を通して通話をするため、ネット環境の影響を強く受けます。
ネットが遅い環境では通話中に音声が途切れたり、ノイズが入ったりする
可能性があります。
LINE電話のメリットは音質と通信環境の良さです。
電話回線によって通信を行いますので、通信環境の安定感ではLINE通話を上回ります。
デメリットは料金がかかるという点です。
LINE通話はどれだけ長時間通話をしても料金が無料であるのに対して、
LINE電話は長時間利用すれば料金は徐々に上がっていきます。
料金や通信料はどっちがお得?
通話料金が無料であるLINE通話ですが、もちろんパケット料金が掛かる場合があります。
Wi-Fiのない環境下で使えばパケット代がかかりますが、
Wi-Fiがある環境であれば無料通話の方がお得です。
LINE電話は通常のキャリアを通した通話料金と比較すると安価ではありますが、
通話料金が発生します。
しかし、LINE@アカウントやLINEが電話帳データベースなどを基にして作成した
600万を超える店舗や施設への電話は10分以内であれば無料となります。
法人などを相手に電話をする際は音質が安定していて、短時間無料で通話できる
LINE電話の方がお得となります。
まとめ
このようにLINEには2種類の通話の方式があり、
利用シーンによって使い分けていくことによって料金を節約することが可能です。
このような知識を頭に入れておくとより快適なスマホライフを送れるかもしれません!