東京都を中心にあっという間に日本中を騒がせてしまった舛添要一氏がついに東京都知事を辞任する事になりましたね。
あれだけ世間や与党を含めて野党の批判を受けて「知事辞職しろ!」と言われ続けたら、もう自分ではどうすることもできなくて、辞めざるを得なかったですね。
舛添要一さん本人は“東京オリンピック開催まで辞めるわけにいかない!”と改めて都知事を続投する意向を固めていた訳ですが、それを世間は許さなかったわけです。
舛添要一氏に返納不可の退職金2200万円が支給される!
6月21日付で舛添要一氏の東京都知事としての辞任が決まったことで舛添要一氏には退職金が渡されます。まあこれは公務員としては退職金を貰うのは当たり前なんですが、この退職金の支給額がとんでもない額だったんですね。
舛添要一氏が知事職を辞任してから初めて分かったんですが、舛添氏が知事としてこれまで都政に在任しきてきた期間2年4カ月分の退職金として約2200万円が1カ月以内に支払われる。という事なんです。
この退職金の額を聞いてびっくりしました。舛添氏本人は退職金の返納を希望しているらしいんですが、これは知事が退職金の返納をいくら希望しても、「選挙区内での寄付」に当たる可能性があるということで貰った退職金の返納ができないらしいです。
なんでかっていうと、公職選挙法という法律で公職者らには、これらの行為は厳しく禁じられているんですね。
退職金で2200万円の大金が貰えるってちょっと普通じゃ考えられませんね。これだけのお金があればいくらでも使い道がありますよ。
この間やっていた都議会総務委員会の集中審議の終盤あたりで舛添要一氏が「すべての給料をご辞退申し上げて、全身全霊で都民のため、都政のために働きたい!」と言っていましたね。
「自分が都からもらう給料は一切いらないから、東京都の為に全力で勤めたい!」と。舛添さんが周りからよく「セコイ」と言われてます。彼は元々ケチというか倹約家というか自分からあまりお金を出さないような性格なんですね。
それが今回のお騒がせ騒動になっちゃったんですねぇ。仕方がないというかなんなのか(笑)
【返納不可】2200万円の退職金の使い道は?
公職選挙法によって退職金が返納できないということで、じゃあ知事を辞任する事になった舛添さんはその退職金はどうするのか、そのお金の使い道が非常に気になります。
さきほどの集中審議のくだりですべての給料をご辞退申し上げて、全身全霊で都民のため、都政のために働きたい!」と言っていましたね。これから察すると、退職金の使い道ですが、返納不可という事で舛添さんは寄付行為に当たらない何か別の方法で社会に還元するんじゃなかろかと思っています。
舛添さんは知事としての資質は無かったのかもしれませんが、この退職金を「ヘッヘッヘw」と懐に入れてしまわずに、何かしら世間の役に立つようなことに使ってくれたら、また彼を見直してくれる人も出てくるかもしれませんね!
舛添さんはケチな性格で案外有名なんですが、その性格が災いして、この騒動を起こしました。そのケジメとして宿泊費だとか飲食代については舛添さんの個人の資産から返金したり、美術品なんかについても公私の区別を明確にしたあと返金する。
そして、舛添さん自身が所有している300坪の別荘を売却したり、ということで話を付けたようですね。あれだけケチな彼が別荘を手放すとか彼からしたら断腸の思いで手放したんでしょうけど、それで手にしたお金もどういう使い方をするのか、お金の使い道を見ていきたいですね。
最後に
舛添さんの一件でここ1~2か月の間に色々と世間が騒いでいましたが、「舛添要一氏が知事を辞任!」ということで、ようやく静けさが戻りそうですね。
ただ舛添さんに支給された返納不可の退職金2200万円の使い道はどうするのか、まだ全然見えていないのでこの退職金をどう使うのか注目していかなければなりません。
それと、これから新都知事選に向けて動かなければなりませんが、今度の新しい知事は誰が立候補するのか、そもそもしっかりと都政を務める知事は出てくるのか。それも気になるところですね。
また、東京都知事選を行うにあたって都民からの莫大な税金が使われてしまう事になってしまうのですが、今度こそは選挙でしっかりとした都知事を選出しなければなりません!自分たちの大切な血税を使われてしまう訳ですからね。