水虫なんてのは患ってる本人にとってはとても気の滅入る病気ですよね。
自分が不愉快なのはおろか他人まで迷惑を及ぼしてしまう一番なりたくない病気の一つです。
水虫も皮膚病の一種ですが、一般には“白癬菌”というカビが原因とされていて、ドラッグストアではそのカビを殺すための薬がいろいろと市販されています。
普通は治療薬を買って治していきますが、これは人にもよりますが再発する人もいればしないひともいる。
水虫が起きる原因の1つにはカビの発生によるものが一番大きいかと思いますが、実は水虫はカビだけのせいでもなかったのです。
ここでは、水虫のできる原因と自分でも簡単な方法で根本から治せるような方法を考えてみたいと思います。
対処療法は長続きしない
取り敢えず水虫が発生したらその白癬菌を殺すための薬を塗りますが、これはあくまでも対処療法です。
本来対処療法は疾病の原因に対してではなく、目立った症状を軽減するための治療法です。それに対して根本治療は自然治癒能力を高めて治癒を促進する療法です。
白癬菌を殺す薬を塗って症状を軽減しながら、自然治癒能力を高めないと根本治療にはなりません。
次に水虫はどうやって発生するのか見てみましょう。
カビ(白癬菌)が出てくる原因はなに?
なぜ水虫は足の指の間に発症するのでしょうか?
ここでは白癬菌が発生してしまう根本原因を検証してみたいと思います。
- まず「冷え」と「食べ過ぎ」が原因で循環障害となり、内臓の具合が悪くなる。
- 足の指の間は他の箇所よりも体内に溜まった毒がより多く排出される部分です。ですが次のような理由で毒が出ていきずらくなります。
- 足を締め付けたり、常に皮膚表面を不潔にしたことで出口が塞がり、体外に出ていくはずの毒が足の皮下に溜まって停滞をしていると、そこが弱って湿疹やただれができやすくなります。こうなるとそこに白癬菌が寄生してくるのです。
もともと白癬菌も含めて黴菌やカビというのは地上の掃除屋といわれています。有機物や無機物関係なしに不要なものにとりついて、分解して最終的に土に戻す役目をしているのです。
最終的にこういう掃除屋がいないと、地球上は分解されないゴミやミイラだらけになってしまい、足の踏み場もないということになってしまいます。
だからカビをむやみに殺そうとするのはよくないし、もともと健康体であればカビは寄って来ないんです。
次に白癬菌を寄せ付けない対策を考えてみましょう。
白癬菌を撃退する方法
そこでどうやったら迷惑な白癬菌を寄せ付けないようにできるか、その対策を考えてみたいと思います。
- 入浴ごとに指の間をきれいに洗う。
- 綿か木綿の五本指ソックスを履く。指の間に布があって指と指がぴったりとくっつかないので、毒の出口を塞ぐことがない。
- 化学繊維の靴下を履かない。綿か木綿の靴下は毒を吸い取ってくれる。
- たとえ水虫を患って、もむやみやたらに薬を塗らない。かゆければ掻く。
- 常に裸足になって外気にさらす。
対症療法の失敗例
ここで対症療法に頼り過ぎて失敗した実例を紹介しましょう。
40代の主婦の人です。彼女は何年も水虫に悩んでいました。本屋ネットの参考記事など読んだりして色々な治療を試みていたんですが、なかなか症状が治らなかったので、
ついには塗り薬ではなく、白癬菌を殺す“飲み薬”を服用するまでに至ってしまったのです。
ところがどうやらその薬はその人の体質に合わなかったのか、薬の作用が非常に強過ぎて、その副作用で胃をやられました。
医師に相談を受けてみると、まずは冷えと食べ過ぎが原因と考えられて、これらに気を付けさせていたら水虫は治ったそうです。
この人の場合の水虫の原因になっていたキッカケは、胆嚢、腎臓、心臓が不調だったのでそれが原因と考えました。
水虫は痛いし、腎臓がやられて腎臓皮質の分泌がおかしくなって、それが巡り巡って身体がだるい、やる気が出ないという事になっていったようでした。
それから健康を取り戻す為のためのストレッチを覚えてそれをしばらく続けていくうちに体の調子も段々と良くなってきて、家事もこまめにやれるようになり、休日には夫婦で山歩きをするということで、今までよりもより家の中も明るくなっていったそうです。
まとめ
喘息や皮膚病、または他の病気でも症状は排毒作用であることを忘れないで早く毒を出すこと、「冷え」と「食べ過ぎ」に注意して体に悪い新しい毒をなるべく入れない事が肝心ですね。
また症状が出たら、やたらと対症療法ばかりに頼り過ぎないで、「冷え」と「食べ過ぎ」を改めることが大事です。
私たちが元々持っている病気に対する強力な抵抗力である“自然治癒力”が効率よく働くようになり、病気とは無縁の身体になっていきます。