のんびりとしたお正月、家族で温泉旅行に行ったり、彼氏、彼女とデートしたりいろんな場所へ行って楽しんでいる方はたくさんいるでしょう。
一方でせっかくのお正月は家でのんびりと楽しみたい方もいるでしょう。
たまにはDVDでも借りてゆっくり観たいですよね。
ちょっと古い作品ではありますが、今回は筆者が観てよかったと思うDVDをいくつかご紹介しますので、DVD選びの参考にしてみてください。
【四十七人の刺客】
市川崑監督。
忠臣蔵を題材とした映画ですが、赤穂浪士と吉良家・上杉家の駆け引きを従来の作品とは違った趣向で描いています。
吉良上野介が、なぜ自分が命を狙われるのかわからない、と困惑するのが印象的です。
ちなみに兵庫県赤穂市では毎年12月14日に「赤穂義士祭」が行われます。
【青天の霹靂】
劇団ひとり監督。
主人公は売れないマジシャン晴夫。父親からは母親は蒸発したと聞かされて育ちました。その父親が亡くなったあと、突然タイムスリップ。若き日の父親や母親に出会います。演芸場では父親とコンビを組むことに。やがて母親が身ごもるが・・・。
晴夫の出生と母親の真実について次第に明らかになっていきます。
晴夫が母親に思いを告げるシーンは見ごたえがあります。
【ラヂオの時間】
三谷幸喜監督。
普通の主婦の鈴木みやこが脚本を手掛けたラジオドラマがラジオ局で放送されることに。
しかし、本番直前になって脚本が書きかえられてしまいます。素朴な物語だったオリジナルは、いつの間にか壮大なお話に。全く違うお話になってしまったことにみやこは激怒し・・・。
映画館での公開当時、観客の間から自然に笑いが起きる作品でした。2回見て帰った人もたくさんいたくらいです。
【僕だけがいない街】
平川雄一朗監督。
時間が巻き戻るリバイバルという現象に巻き込まれた、漫画家・悟。事件や事故に遭遇すると時間が巻き戻り、未然に防いでいた。
しかし、ある誘拐事件にかかわった後、母親が何者かに殺され、自身は警察に追われることに。
その時リバイバルが発動し、小学生時代に戻ってしまう。小学生時代には連続小学生誘拐殺害事件が起こっていたが、その真犯人が自分の母親を殺したのだと気づく。そして二つの時代を行き来しながら真犯人を探していく。
藤原竜也さんや子役たちの熱演がとても良いです。
【かぐや姫の物語】
高畑勲監督。
「竹取物語」を原作とした物語。竹取をして暮らしていた翁は竹林で小さな姫を見つける。
「天からの授かりもの」として育てる翁たち。姫は驚異的なスピードで成長し、美しい娘となる。
竹林から豪華な衣装や黄金を発見した翁は、姫を都で育てようと考える。都に上った姫は「かぐや姫」と名付けられるのであった。
ラストの場面は非常に泣けます。
まとめ
以上、観てきたDVDの中で面白かったというものをいくつかご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
この他にもおススメしたい作品はまだまだ沢山あります。
今回はちょっと古く特殊な作品でしたが、旧作の中にもよい作品がたくさんありますので、レンタル屋さんで楽しみながら探してみてください。