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健康的な生活をというと普段食べている物の量をセーブしたり、料理を工夫して低カロリーのものに変えたり、食事をする前やした後にサプリを飲んだりして気を使っている方もいますよね。

 

また朝や夕方にランニングしたり、毎日トレーニングして筋肉量を付けたりして健康を維持しているかと思いますが、ここではそのようなことではなくて東洋医学の観点からも見ていきながら、

 

普段の根本的な生活習慣を見直すことで改善していこうという内容です。

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身体の健康は「気」の流れも関係している

まず東洋医学について考えてみましょう。

 

東洋医学には「十二経の循行と十二支との関係」という考えがあります。ごく簡単に説明すると次のようになります。

 

私たちの体には全身を「気」という生命エネルギーが常に巡っています。しかし、どこかの場所でこの生命エネルギーの「気」が滞ってしまうと、その場所に応じた病気が出てくると言われています。

 

「経脈」とは、身体の一番太い部分を流れる主要幹線道路のような縦に流れる大事な脈。

 

そして「絡脈」は縦に流れる「経脈」から毛細血管のように体中に縦横無尽に張り巡らされた脈の事。

 

最後に「経絡」というのは、「経脈」「絡脈」をつなぎ合わせたもの。

 

「経脈」「絡脈」は何なのかといえば、分かりやすく言うと“生命エネルギーが通っている「気」の流れ”と思ってください。

 

この気の流れは1日の時間の間に順番通りに体の中を1週しています。

 

例えば気の流れでは、大腸から胃までの二本の経絡は、午前5時から9時の間に顔面、手、足、腹、胸で互いに連絡しながら全身を一巡していると考えています。

 

従って大腸と胃は、午前5時から9時の間に一番よく機能して働くということです。

 

参考までに十二経の一番よく働く時間を紹介します。

【十二経は二時間刻みの時間】

十二経(経絡)が活発に働く時間帯

  • 肺経   AM 3時~AM 5時
  • 大腸経  AM 5時~AM 7時
  • 胃経   AM 7時~AM 9時
  • 脾経   AM 9時~AM11時
  • 心経   AM11時~PM 1時
  • 小腸経  PM 1時~PM 3時
  • 膀胱経  PM 3時~PM 5時
  • 腎経   PM 5時~PM 7時
  • 心包経  PM 7時~PM 9時
  • 三焦経  PM 9時~PM11時
  • 胆経   PM11時~AM 1時
  • 肝経   AM 1時~AM 3時

「肺経」や「胃経」、「大腸経」などありますが、その時間帯になると上記に対応した経絡に生命エネルギーが大量に流れだすことで、このエネルギーの渋滞が起こり、その時間の部分に当てはまった臓器に障害が起きやすくなります。これを「実症(じっしょう)」といいます。

 

例えば頭痛持ちや、お腹の弱い人などは、特定の時間になると決まって頭が痛くなったり、お腹が痛くなったりする場合は、もしかしたら気の流れ(生命エネルギー)の流れが乱れている可能性があります。

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そんな時は、症状の出た時間帯を定期的に記録することにより、ただの生活習慣の乱れから来ているのか、はたまた、エネルギーの乱れからこの症状が起こっているのか分かるようになる為、一度記録してみてください。

 

健康的な一日の始まりは朝です。

 

次は朝食を摂ることの意味を考えてみます。

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朝食を摂らないとなぜ健康に悪いのか?朝食は摂るべき!

  1. 朝食で摂る糖質はグリコーゲンとなって肝臓や血管や筋肉に蓄えられます。
    それが頭脳の働きや身体の運動のエネルギーになります。
     
  2. 朝食を摂らないとエネルギーとなるグリコーゲンが不足します。
    当然健康を維持するのに必要なエネルギーが全身に行き届かず、体温も血糖値も上がりません。
    結果的に心身ともに疲労してしまいます。

上の経絡の働く時間帯で紹介したように、胃が一番よく働く時間帯は午前7時をピークにしてその前後一時間です。

 

従ってこの時間帯に朝食を摂らないと、食材の糖質をグリコーゲンに変換出来ないので、一日の活動源を摂り損ねることになってしまいます。

 

次に朝食を摂るメリットを最大限の100%にするには、身体を「休息モード」から「活動モード」に切り替えることが大事なポイントになります。

 

各エネルギーの経絡が体内時計の思い通りに働くためには、体内時計を「眠り」から「覚醒」へとリセットする必要がありますね。

体内時計をリセットする方法は?

  1. 体内時計をリセットする一番効果的な方法は、起きた時に朝日を浴びることです。
    それも決まった時間に起きて朝日を浴びたいですね。
    朝日を浴びないと体内時計が夜型のままになります。
     
  2. 夜になると自然に眠りに誘われます。その眠りを誘うホルモンはメラトニンです。
    朝に陽の光を浴びると、リセットされて活動ホルモンのセロトニンに切り替わります。
     
  3. 「休息ホルモン」「活動ホルモン」を上手に切り替えないと、心も体も半分眠った状態になり、一日をボケーっと過ごすことになってしまいます。

 

更に朝日を浴びてほしい理由があります。

 

それは日光浴をして紫外線を浴びると骨密度が濃くなり、骨折をしにくくなるんですね。

 

日光浴で紫外線を浴びることによって骨粗鬆症などに悩まされている方は、骨密度が薄くなるという問題から解放されることになります。

紫外線のメリットは?

  1. 骨の組成に必要なビタミンDが生成されます。
  2. ビタミンDは食事で摂ったカルシゥムやリンの吸収を促進します。

また紫外線を適度に浴びることにより、カルシュウムの骨への定着を促進します。

 

もちろん紫外線の当たりすぎは体によくありませんが、適度に当たれば皮膚からビタミンDが作られるので、積極的に日光浴はした方がいいです。

 

日光浴をする時間についてですが、朝日が昇ってから午前9~10時までの間が一番良いとされています。

 

そして1日に紫外線を浴びる体の部分と浴びる時間についてですが、顔だけまたは、足だけ腕だけなどで良くて、1回に浴びる時間は1日に10分程度でよいです。

 

参考までにビタミンDの含有量が豊富な食品を紹介しておきます。

1)しらす干し(半乾燥)

2)イワシ(丸干し)

3)イクラ4)

煮干しなどですね。

最後に

今日一日を健康に過ごすために守りたいことでは、ダイエットのために「食べない」というのも選択の一つの方法でしょうが、「何をどのくらい食べるか」と「摂取したカロリーをどうやって消費するか」のほうが問題の本質だと思います。

 

上記のように生活習慣の改善もできる範囲で行っていけるようなものなので、この記事を参考にして体の健康に気を付けてみてはいかがでしょうか。

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