今年の2018年7月8日に投開票される東松山市長選挙に出馬した安富歩さんですが、彼を知らないあの姿を見た人は一瞬「え?男なの?」と思った人もいるかと思います。
そうです。彼は今でこそ女性らしい姿をしていますが、中身は男性です。
いわゆる「トランスジェンダー」な方なんですね。
今回は安富歩(やすとみあゆみ)さんの経歴や女性に目覚めたのはいつ頃なのか、あとは彼に家族がいて子供は出来ているのかなどについてまとめてみました。
もくじ
安富歩さんの経歴・学歴
まずは安富歩(やすとみあゆみ)さんの経歴や学歴を見てみましょう。
生年月日: 1963年3月22日
年齢:55歳
出身地:大阪府
~主な経歴~
1963年3月22日に大阪府に生まれます。
1986年:京都大学経済学部卒業、住友銀行勤務
1991年:京都大学大学院経済学研究科修士課程修了
1993年:京都大学人文科学研究所助手
1997年:『「満洲国」の金融』で博士(経済学)(京都大学)
1997年:名古屋大学情報文化学部助教授
2000年:東京大学総合文化研究科助教授
2003年:東京大学情報学環助教授
2007年:東京大学東洋文化研究所准教授
2009年:東京大学東洋文化研究所教授
2018年:埼玉県東松山市長選に出馬
安富歩さんは、今日の7月8日に埼玉県東松山市長選に出馬しました。
この日は大雨の中での出馬だったんですが、そこに社民党の福島みずほさんが駆けつけて応援してくれていましたね。
投開票は明日なので、結果がどうなるかはまだ分かりませんが、当選すれば彼の身なりからも分かる通り、注目の的となるんじゃいかと思います。
いつまで男性の姿で過ごしていた?
彼が若い頃は今とは想像もつかないほど男臭い恰好だったそうです。それから成人になって25歳ごろから急に女の子にモテ始めたんだそうです。
彼は女の子にモテ始めたのは、自分の容姿がカッコよくなったと勘違いしていたそうで実は女性は、男性が25歳を過ぎると男を選ぶ基準が変わると感じたんだそうですね。
学生の頃は女性がひたすらカッコいい男性を求めていたのが、ある年齢に達するとカッコいいよりも、将来安定した社会的地位や生涯賃金を計算するようになるんだそう。
まあ冷静に考えてみればそうですね。
確かにカッコいい男性が彼氏だったら周りから羨ましがられるでしょうけど、結局この人と長く付き合って将来結婚まで添い遂げようってなった時は、やっぱり多少ルックスが好みに合わなくても安定して生活ができる男性に付こうってなりますよね。
学英の頃からそうですが、安富歩さんはつい最近まで髭ボウボウのむさくるしい恰好で過ごされていたようですねw
その時の最たるものがこれ
今とは比べられないほどにムサイですねw
そしてこちらは男性から女性へと変貌途中の安富歩さんです。
いつから女性として気づき始めた?
上の画像を見てもらえばわかりますが、男性であるにもかかわらず、女性と何ら遜色ないほどキレイだと思いませんか?
女性装もここまでくると凄いですね。
彼は2012年までは普通の男性の格好で過ごされていたようですが、2013年ぐらいになってからその姿が徐々に変わり始めたようです。
朝日新聞の記事によると彼は、50歳で女性装を始めたと言っていました。
彼の年齢は2018年現在で55歳なので、ちょうど今から5年前の2013年に始めたことになりますね。
最初は本当にそこら辺にいるおじさんという感じでしたが、今ではおばちゃんの中でもキレイな部類に入るぐらい美魔女に変貌していますw
この変わりようは本当にすごいですね!
「トランスジェンダー」ってなに?女装趣味ではない?
トランスジェンダーって最近になってよく言われるようになってきましたが、これは一言でいうと「性同一性障害の一種」で、要するに身体と心の性が一致しないけど、自分の体に対して手術は望まない人の事を言います。
なので心と体を完全に女性化する性同一性障害の方とは違います。
外見は男性の姿としながらも、心の思うままに身なりを女性化するという事ですね。
性同一性障害の場合は、性別適合手術を受けたり戸籍の変更をしたりするんですが、日本ではその手続きがかなり大変らしいです。
安富歩教授の場合は「トランスジェンダー」という事なので、女装趣味ではなく、昔から思い抱いていた女性性を前に出して女性として生きていこうと決意して女性の格好をしてきたという事ですね。
なので彼は昔から男性として生きていたけども、心の中では女性性というものをずっと抑圧されてきていたけど、時代が時代だったから、前に出せずにいたようです。
結婚していて嫁や子供はいる?
安富歩さんには結婚して家族もいるようですが、今は離婚をしてバツイチのようです。
以前は深尾葉子さんという大阪大学大学院経済学研究科准教授と事実婚をしていたようです。
彼女も安富歩さんと同じような職業のようで本も出版しています。
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この頃はお互いが学問上のパートナーとして一緒にやっていたようです。その本のいくつかがこれです。
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深尾葉子さんとのパートナー時代で事実婚した時に2人の子供さんが出来ていたようですが、離婚をした後は、子供さんとも離れ離れになっているようですね。
現在は彼の女性装を理解してくれている新しいお相手がいるそうですが、結婚をしているかどうかは分からないようです。
しかし、何年も暮らしているそうなので、新しい相手も事実婚状態な感じなのではないかと思います。
まとめ
今回は東松山市長選挙に出馬した安富歩さんの周辺事情についてまとめてみました。
彼は身なりこそインパクトのある恰好をしていますが、昔と比べて女性装や女装をする人に対して何ら差別や変な目で見る人が少なくなったので、世の中的にはだいぶ良くなったんじゃないかなと思いますね。
それでもまだまだ偏見の目で見る人はいるようですが、早く法律の整備も整えて行かないとこのような深刻な悩みを持っている方々は心が落ち着かないですよね。
安富歩さんにはこのことも含めて頑張ってもらいたいですね!