フランシスコ・ザビエルと言ったらキリスト教を日本へ伝えた有名な神父さんですね。歴史の教科書にも載っているので皆さんご存知かと思います。
そのフランシスコ・ザビエルの子孫というか末裔が現在も存命しているいるということは知っていますか?
しかも、母国のスペインではなくてなんと日本にいて現在も生活してるということらしいです。
今回はそそのザビエル末裔の子孫は誰なのかなどについて書いてみました。
もくじ
ザビエル末裔が日本に?
フランシスコ・ザビエルといえばキリスト教を日本に初めて伝えたことで有名な神父さんですね。
そのザビエルの末裔がなんと日本にいるということなんですが、キリスト教信者でも知らなかった人はかなりいるんじゃないでしょうか。
なぜかというと、ザビエル末裔の子孫も日本へ来日してからつい最近まで自身の何代前かの先祖が世界レベルの偉人だということはこれっぽっちも知らなかったそうなんですからw
そんなフランシスコ・ザビエルの末裔である人がなぜ日本に来て、住み着くようになったのか。
その理由を調べてみたら、彼は16歳の時に故郷のスペインにいるときに読んだ約500年前の古い書物を読んで影響されて日本に来日したそうです。
その本の名前は戦前に山口県に滞在していたドメンサイン神父が書いた本で、日本滞在記「ハポン」というそうです。
その中にあるフランシスコ・ザビエルが書いた日本を紹介するための書簡だったようです。
そしてその書物に書かれた内容を読んで日本はどんな国なのか、または憧や興味を持ったかもしれませんね。
日本に対して興味を持った彼は「日本に学校をつくる」というフランシスコ・ザビエルの夢を追って、日本へと来日したそうです。
その時は彼は自分がフランシスコ・ザビエルの末裔だとは一切知らなかったようです。
ザビエル末裔の本名と帰化した後の日本名は?
フランシスコ・ザビエルが書いた本の影響から、日本に学校を作るという目的で日本へと来日した彼は、その後日本国籍を取得して永住権を得ます。
その彼の本名は「ルイス・フォンテス神父」で帰化した後の日本名は「泉類治」さんで。
名前の意味は「泉」はスペイン語でフォンテ、そして日本に帰化した際に彼の先輩である小泉八雲さんにちなんで付けたそうです。小泉八雲さんは日本人かと思ったら彼も日本に帰化したギリシャ人で新聞記者だったそうです。
そして名前のほうはというと「類治」はルイスから取って作ったものじゃないかと思いますが、もっとこの辺は深い意味があるんじゃないかと思いますが、調べてみたら当て字だそうです。
「泉類治:ルイス=ルイジ」となるようです。
現在はどこに住んでいる?
日本に帰化したルイス・フォンテス神父は山口県の下松市末武下に住んでいるようです。
ザビエル末裔が務めている協会の場所はどこ?
彼が日本にやってきてから東京や広島や福岡などたくさんの地域の教会を務めたそうですがその後、フランシスコ・ザビエルと最もゆかりの深い移住先の山口県にも教会を作りたいと思い、地元に「下松・カトリック広島司教区」を作ったそうです。
最初はボランティア団体の「東西文化センター」を設立から始まったようですが、現在は教会として運営しているようです。
ここの住所は「山口県下松市楠木町西346-2」でホームページもありました。
この協会は決して広くはなく、内部もこじんまりとしていますが、建物もないの部屋もとてもきれいにされていますね。